~熊野大学聴講生による熊野を語る東京の会~
（略称：くまくま会）
第９回活動報告
日時：2016年5月14日（土）15：30～17：30
場所：日大文理学部 3号館3202教室
内容：参加型読書会（ﾃｷｽﾄ『千年の愉楽』中上健次）
くまくま会初の試みとして、参加型読書会を開催しました。課題本は中上健次『千年の愉楽』。順番に自分の好きな箇所を朗読した後に、感想を述べつつディスカッションするという形式で、会は進行しました。
第８回活動報告
日時：2015年10月10日（土）14：30～17：45
場所：日大文理学部 3号館3201教室
内容：「中上健次の愛した新宿ｺﾞｰﾙﾃﾞﾝ街・二丁目伝説
－ｲﾝﾀﾋﾞｭｰ記録上映会」
現在も残っている、かつて中上さんの行きつけだった飲食店へ出かけて行き、そこの店主さんたちに中上さんについての思い出話をお伺いしてその様子をビデオに収め、上映しました。新宿２丁目と新宿ゴールデン街で、とりあえず４軒のお店からお話を伺いしています。新宿２丁目やゴールデン街といった都会の”路地”が解体されてしまう前に、また生前の中上健次とリアルタイムで交流を持っていた飲食店主らがご健在である内に、その佇まいと肉声を映像記録に残しておく必要がある，と始めた作業でした。興味深いお話がいろいろ出てきましたよ。
第７回活動報告
日時：2015年6月１３日（土）14：30～17：50
場所：日大文理学部 3号館3202教室
内容：「時代が終わり、時代が始まり」
発表者：●佐藤康智（さとう やすとも）さん
”中上健次・1978～あるいは
「トラック野郎」と「日輪の翼」”
●浅野麗（あさの うらら）さん
”中上健次・1984～フジナミの市から考える」
●中上紀（なかがみ のり）さん
”中上健次・2015”
文芸批評家の佐藤康智さんと文学研究者の浅野麗さんによる研究発表，作家の中上紀さんによる講演，およびお三方による鼎談が行われました。
第６回活動報告
日時：2014年10月11日 １４時３０分から18時
場所：日本大学文理学部 3号館2階3202教室
内容：「新進気鋭ー中上健次研究の最前線ー
発表とディスカッションその３
禁じられた比較研究ー中上健次と村上春樹」
発表者：島子 昌浩さん
松本 海 さん
今井 亮一さん
鈴木 華織さん
本家の熊野大学では決して取り上げられないであろうテーマに、敢えて挑んで頂きました。
第５回活動報告
日時：2014年5月24日 14時45分から17時50分
場所：日本大学文理学部 3号館2階3202教室
内容：「文学と女性性について」
発表者：鈴木 華織さん
今井 亮一さん
松本 海 さん
コーディネイター
佐藤 康智さん
”夏期セミナーへ向けての予習講座”と銘打って、中上健次を研究されている大学院生の方々に、ご自分の研究から「文学と女性性」について様々な角度にて中上健次を聞かせて頂きました。
第４回活動報告
日時：2014年1月11日 15時28分から17時50分
場所：日本大学文理学部 3号館2階3201教室
内容：「新進気鋭！―中上健次研究の最前線―発表とディスカッション」
発表者：石川 真知子さん
今井 亮一さん
佐藤 綾佳さん
松本 海さん
熊野大学聴講生の方々が、中上健次研究の現状を発表して下さいました。
第３回活動報告
日時：2013年10月12日（土）16時から17時30分
場所：日本大学文理学部 3301教室
講師：中上紀さん（作家）
内容：「写真から見た父・中上健次」
中上健次の娘である紀さんが、いままで公開されなかった秘蔵の写真等を紹介して下さいました。
第２回活動報告
日時：2013年6月22日（土） 20時から22時
場所：代官山蔦屋書店1号館1階 総合インフォメーション
内容：和歌山県プレゼンツ☆代官山蔦屋書店で旅する世界遺産・熊野 市川真人×中上紀トークショー
「熊野大学と半島、世界、熊野そして中上健次」
文芸批評家の市川さんと、中上健次の娘で作家の中上紀さんという、同じ年の二人によるトークショー。
しかし突然、蔦屋書店の森本さんが飛び入り参加！それどころか、お客さんも話し始めてしまったりして…。
「このトークイベントなんだ？！」と困惑しつつも、それが許せちゃうどころか、気持ち良くなるのが熊野大学。
東京に居ながら、あの熊野大学の雰囲気が味わえるトークショーでした。
第１回活動報告
日時：2013年4月13日（土） 15時30分から17時30分
場所：日本大学文理学部2号館1階2112教室
内容：トーク＆イベント
①日根かがり氏「中上健次が熊野の先に見ていたもの」
②中上紀氏「朗読 自作短編『蓮池』他1編」 etc…
第1回目の「熊野大学聴講生による熊野を語る会」であるにも関わらず、20人もの方々が参加してくださいました。